ちゃぶ台が欲しいです、丸いちゃぶ台です。
四角いテーブルを使っているのですが、丸いちゃぶ台のがほっこりしそうだからです。
山形石雄の「六花の勇者 6」を読み終えました。
前作が名作でしたので、非常に期待していました。
そして期待しすぎたorz
テグネウさんの心情が延々と書かれるのです。
しかも何度も何度も。
もうわかったよ・・・という位、出てきます。
一言で言うと水増しに感じました。
確かに必要な要素だという事は理解しています。
ですが、あまりにしつこい。
著者の気持ちはわかるし、テグネウのキャラ付けもわかります。
でも、しつこい。
ずっと、そう思いながら読んでいました。
そして、最後の展開。
そんなに続きが気になるわけでもないので、ここでやめてしまっても良いかな?と思えるような展開。
続編はなるべく早めに出して欲しいです、あまり間が空くとやめてしまうかもしれません。
あまり期待せずに読むと良いかと思われます。
次巻以降でまた奇跡が起きる事を期待しておきます。
以下、ネタバレ。
テグネウの能力がチート過ぎます。
後出しにもほどがあります。
最初から一体しか操作出来ないって話だったのに、それが複数体操作出来るだなんて。
ちょっと酷いと感じました。
フレミーが助かった理由も謎です。
ここはきっと次巻以降で解説が入るんだと信じています。
母の奇跡だけだと、なんでもありになってしまうため、やめて欲しいですね。
しっかりと助かった根拠を示して、母親との再会のときに説明があると良いですね。
一番きつかったのが、最後のアドレットの心情の変化。
そりゃ、何度も強くなったきっかけは愛ってのは書かれていました。
洗脳が解けたらフレミーを好きではなくなるのも納得がいきます。
ただ、そこから復讐の戦士に逆戻りなのが唐突過ぎます。
最終的にはフレミーと結ばれるのでしょうが、正直この展開は・・・。
途中で心が折れるシーンも必要なのはわかりますが、それすらも利用してやるって考えれば良かったのに。
全体的に納得がいかなかったです。
テグネウの心情描写による水増しがなく、切れ味よく進んでいたら印象も違ったのかもしれないのが悔しいです。
2015年12月12日土曜日
2015年12月5日土曜日
クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本 / 鷹野凌
寒い、でもキリッとした寒さで心地良いです。
冬が大好きなんです(*‘ω‘ *)
鷹野凌の「クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本」を読み終えました。
タイトル長い・・・
会話形式の本になります。
著作権の事が説明されています。
会話形式のため、非常にすらすらと読めるのですが、すらすらと読めるがために、結局頭に入っていませんでした。
これは私が悪いですね。
後、これも私が悪いのですが、会話形式の途中で法律の引用があるんです。
これが必要な事は重々理解しているのですが、法律の文章というのは厳密さを求めるあまり難しい。
そして、読みにくい。
つまり、法律の引用部分は読み飛ばしてしまう。
だから、頭に残っていないのかもしれません。
ですので、しっかりと読めば頭に入ると思います。
ただし注意点があります。
著作権の歴史は長いのですが、適用範囲は日々進化しています。
コピーが容易ではなかったときと、簡単に編集・コピーが出来てしまう現代では、そのまま使えない箇所もあるんでしょう。
早い話が、白黒はっきりしていない箇所が結構あるのです。
これは今後事件が起きて判例が出て初めて白黒はっきりするのでしょう。
良くも悪くも、これから面白い世界になりそうです。
そういうあやふやな箇所があるという事が知れたのは面白かったです。
本として面白いかというと、教科書みたいなものですので微妙ですが、軽く知りたいというにはいいのではないかと思いました。
冬が大好きなんです(*‘ω‘ *)
鷹野凌の「クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本」を読み終えました。
会話形式の本になります。
著作権の事が説明されています。
会話形式のため、非常にすらすらと読めるのですが、すらすらと読めるがために、結局頭に入っていませんでした。
これは私が悪いですね。
後、これも私が悪いのですが、会話形式の途中で法律の引用があるんです。
これが必要な事は重々理解しているのですが、法律の文章というのは厳密さを求めるあまり難しい。
そして、読みにくい。
つまり、法律の引用部分は読み飛ばしてしまう。
だから、頭に残っていないのかもしれません。
ですので、しっかりと読めば頭に入ると思います。
ただし注意点があります。
著作権の歴史は長いのですが、適用範囲は日々進化しています。
コピーが容易ではなかったときと、簡単に編集・コピーが出来てしまう現代では、そのまま使えない箇所もあるんでしょう。
早い話が、白黒はっきりしていない箇所が結構あるのです。
これは今後事件が起きて判例が出て初めて白黒はっきりするのでしょう。
良くも悪くも、これから面白い世界になりそうです。
そういうあやふやな箇所があるという事が知れたのは面白かったです。
本として面白いかというと、教科書みたいなものですので微妙ですが、軽く知りたいというにはいいのではないかと思いました。
2015年11月29日日曜日
RPGスクール / 早坂吝
今月は休出がありませんでしたし、残業時間も少なかったです。
これが谷間の期間というものでしょうか。
非常に嬉しいです(*‘ω‘ *)
早坂吝の「RPGスクール」を読み終えました。
ちょっぴり特殊なミステリでした。
何が特殊かというと超能力があるという事が前提の世界観なのです。
そして、超能力があるという事が前提でミステリをしております。
タイトルにある通りRPGというのも納得で学校を舞台に冒険をしてアイテム集めですからね。
犯人である魔王を探しながら。
変なミステリですw
文体はラノベっぽい軽い感じで非常に読みやすいです。
キャラも普通にいそうな高校生です。
ただ、最後まで読んだときに高校生?と疑問符を持ちました。
私は動機に共感できませんでしたが、きっと高校生はそういうものなのでしょう。
中学生なら納得がいくんですけどねぇ。
途中まで小ネタを挟みつつ、適度な緊張感を持ちつつ、先の展開が気になります。
どんどんページが進むと思います。
で、魔王の犯行動機を知ったときに??と疑問に思います。
せっかく良い世界観なのに、終わりがダメだと楽しめない。終わり良ければすべて良しですよ。逆に言うと終わりダメだとすべてダメに見えてしまうよ。
と心配になりながら読んでいました。
ですが、すべてが終わったときに、しっかりとピースがはまりました。
気持ちよかったです。
あぁ、全部そういう意味だったのね、と。
面白かったと思いますので、ちょっと嫌な予感がしても、是非最後まで読み終えてもらいたいと思います。
最後はきっと納得する展開だと思います。
オススメです。
これが谷間の期間というものでしょうか。
非常に嬉しいです(*‘ω‘ *)
早坂吝の「RPGスクール」を読み終えました。
ちょっぴり特殊なミステリでした。
何が特殊かというと超能力があるという事が前提の世界観なのです。
そして、超能力があるという事が前提でミステリをしております。
タイトルにある通りRPGというのも納得で学校を舞台に冒険をしてアイテム集めですからね。
犯人である魔王を探しながら。
変なミステリですw
文体はラノベっぽい軽い感じで非常に読みやすいです。
キャラも普通にいそうな高校生です。
ただ、最後まで読んだときに高校生?と疑問符を持ちました。
私は動機に共感できませんでしたが、きっと高校生はそういうものなのでしょう。
中学生なら納得がいくんですけどねぇ。
途中まで小ネタを挟みつつ、適度な緊張感を持ちつつ、先の展開が気になります。
どんどんページが進むと思います。
で、魔王の犯行動機を知ったときに??と疑問に思います。
せっかく良い世界観なのに、終わりがダメだと楽しめない。終わり良ければすべて良しですよ。逆に言うと終わりダメだとすべてダメに見えてしまうよ。
と心配になりながら読んでいました。
ですが、すべてが終わったときに、しっかりとピースがはまりました。
気持ちよかったです。
あぁ、全部そういう意味だったのね、と。
面白かったと思いますので、ちょっと嫌な予感がしても、是非最後まで読み終えてもらいたいと思います。
最後はきっと納得する展開だと思います。
オススメです。
2015年11月15日日曜日
リーダーのための ファシリテーションスキル / 谷益美
結局、古い家具は買い取ってもらえないため、粗大ごみとして出すことになりました。
断捨離は大好きなのですが、少しもったいない気持ちになります。
フリマに持って行くにも車を持っていないのですよねぇ。
谷益美の「リーダーのための ファシリテーションスキル」を読み終えました。
なんで、この本を手に取ったか?
Amazonの広告メールで題名が気になったからです。
ファシリテーションスキルってなんだろう?そう思って読んでみようと思いました。
ファシリテーションスキルは日本語にすると司会進行役の技術でした。
うまく会議を進めたり、まとめたりとかのスキルを、リーディングの際に有効活用したりとか、そんな事が書いてありまして、私の会社でも同じような事をやった事あるなぁ・・・と思いながら読んでいました。
内容についてはあまり触れませんが、読んでいてあまり頭に入ってきませんでした。
これは私の興味を引く内容ではなかったためかと思います。
なんとなくですが、目新しいと感じないというわけではないのですが、やるのが面倒だなぁと感じたからかもしれません。
後、まとめるのが重要なファシリテーションスキルの割には、本書は綺麗にまとまっていないのではないか?だから頭に入ってこないのかな?と思ったのかもしれません。
私にとっては熱が入りませんでしたが、これは私の環境の問題かと思います。
ただ、一点記憶にしっかり残って興味深かった点もありました。
自己紹介の仕方です。
自己紹介するときに具体的な内容にするってのは参考になりそうです。
例えば私は読書とゲームが趣味なのですが、そのように大きな区切りではなく、具体的に説明すると伝わりやすいというのです。
読書であれば、円居晩や米澤穂信などのミステリ系が好き、とジャンルや著者まで説明すると、その後に相手も反応に困らないんだそうな。
これは確かに、と感じました。
基本的にネットで検索しても知識は入手出来るため、無理に買う必要はないと思いましたが、軽く読みたいなと思う人は読んでみてもいいかと思います。
断捨離は大好きなのですが、少しもったいない気持ちになります。
フリマに持って行くにも車を持っていないのですよねぇ。
谷益美の「リーダーのための ファシリテーションスキル」を読み終えました。
なんで、この本を手に取ったか?
Amazonの広告メールで題名が気になったからです。
ファシリテーションスキルってなんだろう?そう思って読んでみようと思いました。
ファシリテーションスキルは日本語にすると司会進行役の技術でした。
うまく会議を進めたり、まとめたりとかのスキルを、リーディングの際に有効活用したりとか、そんな事が書いてありまして、私の会社でも同じような事をやった事あるなぁ・・・と思いながら読んでいました。
内容についてはあまり触れませんが、読んでいてあまり頭に入ってきませんでした。
これは私の興味を引く内容ではなかったためかと思います。
なんとなくですが、目新しいと感じないというわけではないのですが、やるのが面倒だなぁと感じたからかもしれません。
後、まとめるのが重要なファシリテーションスキルの割には、本書は綺麗にまとまっていないのではないか?だから頭に入ってこないのかな?と思ったのかもしれません。
私にとっては熱が入りませんでしたが、これは私の環境の問題かと思います。
ただ、一点記憶にしっかり残って興味深かった点もありました。
自己紹介の仕方です。
自己紹介するときに具体的な内容にするってのは参考になりそうです。
例えば私は読書とゲームが趣味なのですが、そのように大きな区切りではなく、具体的に説明すると伝わりやすいというのです。
読書であれば、円居晩や米澤穂信などのミステリ系が好き、とジャンルや著者まで説明すると、その後に相手も反応に困らないんだそうな。
これは確かに、と感じました。
基本的にネットで検索しても知識は入手出来るため、無理に買う必要はないと思いましたが、軽く読みたいなと思う人は読んでみてもいいかと思います。
2015年11月7日土曜日
クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ / 円居挽
もう使わない家電とか家具をリサイクルショップに査定に出したのです。
無視されました(´・ω・`)
買い取れないなら買い取れないと一言連絡をくれればいいのに・・・。
円居挽の「クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ」を読み終えました。
ルヴォワールシリーズの円居挽の短編です。
ルヴォワールのキャラも出てきますし、舞台は相変わらず京都です。
でも雰囲気は全然違いますね。
この本を読んでいる間、ずっとお酒がカクテルが飲みたくてしょうがなかったです。
私自体はお酒は飲まないのですが、読んでると飲みたくなるのです。
短編のそれぞれでお酒が出てきます。
それっぽい理由でカクテルが出てきて、それを飲むんですが、それが美味しそうで。
勿論カクテルを飲んでるだけの話ではなく、カクテルを飲むと推理が捗るんです。
そう推理があるんです。
殺人事件とかそういう重いのは出てこない日常系の謎ばかりです。
ちょっと不思議な謎ばかり。
ちょっと不思議な事件が起きてカクテル飲んで解決。
そんな本です。
ただ特徴的なのがカクテルを飲む場所が特殊なんです。
大学内にある秘密のバー「三号館」なんです。
行けるかどうかは運次第?の特徴的なバーになります。
そして、ここのバーテンダーさんがいいんです。
かっこよくて、ルヴォワールシリーズに出てても違和感がない位かっこいいんです。
この作家さんはかっこいい女性を書くのが上手いですねぇ。
最後の話とか最高に痛快でした。
個人的には主人公の甘酸っぱい青春的な大学生活も興味深く読めて、ミステリ以外に青春物としても読めると思いました。
ミステリとしても面白く、キャラも特徴的で気持ちがよく、青春物としても面白い。
色々な意味でオススメです!
無視されました(´・ω・`)
買い取れないなら買い取れないと一言連絡をくれればいいのに・・・。
円居挽の「クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ」を読み終えました。
ルヴォワールシリーズの円居挽の短編です。
ルヴォワールのキャラも出てきますし、舞台は相変わらず京都です。
でも雰囲気は全然違いますね。
この本を読んでいる間、ずっとお酒がカクテルが飲みたくてしょうがなかったです。
私自体はお酒は飲まないのですが、読んでると飲みたくなるのです。
短編のそれぞれでお酒が出てきます。
それっぽい理由でカクテルが出てきて、それを飲むんですが、それが美味しそうで。
勿論カクテルを飲んでるだけの話ではなく、カクテルを飲むと推理が捗るんです。
そう推理があるんです。
殺人事件とかそういう重いのは出てこない日常系の謎ばかりです。
ちょっと不思議な謎ばかり。
ちょっと不思議な事件が起きてカクテル飲んで解決。
そんな本です。
ただ特徴的なのがカクテルを飲む場所が特殊なんです。
大学内にある秘密のバー「三号館」なんです。
行けるかどうかは運次第?の特徴的なバーになります。
そして、ここのバーテンダーさんがいいんです。
かっこよくて、ルヴォワールシリーズに出てても違和感がない位かっこいいんです。
この作家さんはかっこいい女性を書くのが上手いですねぇ。
最後の話とか最高に痛快でした。
個人的には主人公の甘酸っぱい青春的な大学生活も興味深く読めて、ミステリ以外に青春物としても読めると思いました。
ミステリとしても面白く、キャラも特徴的で気持ちがよく、青春物としても面白い。
色々な意味でオススメです!
2015年10月25日日曜日
子どもがいてもできるシンプルな暮らし / 梶ヶ谷陽子
今日はもう冬ですねぇ。
マフラーしてないと風が強くて耳が痛くなります。
冬は好きなので嬉しいです(*‘ω‘ *)
梶ヶ谷陽子の「子どもがいてもできるシンプルな暮らし」を読み終えました。
子どもっていると手がかかると思うんです。
そんな子どもがいてもすっきりした生活ができるって事は、子どもがいなかったらもっと良い感じになるのかな?という思いで読んでみました。
はっきり言って内容がないです、この本。
無印良品の宣伝本かな?って位に無印良品の製品が出てきます。
それを普通に使ってる事を書いているだけで、斬新な使い方をしているわけでもなく、普通に使っているだけです。
私も無印良品の製品は好きですし、揃えるとうまく整理出来るので良いと思うのですが、この本は本当に使ってるだけです。
しかも大量に。
この本で出てくる引き出しの中とか、なにかの執念を感じる程の無印良品があります。
整理する前に物を整頓すればいいのに・・・と思ってしまいました。
確かに、同じシリーズで揃えて整理すると気持ちいいんですけどねぇ。
さらに自分のアピールとして全部にラベルをつけてる、それにはテプラが便利って書いてあって、暇人か!!と思わず突っ込んでしまいました。
あれだけ大量のものにラベルって。
ただ日本語と英語の両方書くってのには、クスッとしたので良いと思いました。
収納のために、収納の道具が増えて、結果として使いにくくなっていると感じました。
さらに道具を買うため、経済的に裕福な方にしか実践出来ないです。
一式揃えるだけでいくらかかるんでしょうね。
さらに物を増やす時は本当に愛着の持てる物を買うと良いって書いてあったのは、自虐なのかなぁ?と思った次第です。
正直、読む必要のない本と感じました。
お金も時間もある人が趣味でやるにも無駄と感じました。
マフラーしてないと風が強くて耳が痛くなります。
冬は好きなので嬉しいです(*‘ω‘ *)
梶ヶ谷陽子の「子どもがいてもできるシンプルな暮らし」を読み終えました。
子どもっていると手がかかると思うんです。
そんな子どもがいてもすっきりした生活ができるって事は、子どもがいなかったらもっと良い感じになるのかな?という思いで読んでみました。
はっきり言って内容がないです、この本。
無印良品の宣伝本かな?って位に無印良品の製品が出てきます。
それを普通に使ってる事を書いているだけで、斬新な使い方をしているわけでもなく、普通に使っているだけです。
私も無印良品の製品は好きですし、揃えるとうまく整理出来るので良いと思うのですが、この本は本当に使ってるだけです。
しかも大量に。
この本で出てくる引き出しの中とか、なにかの執念を感じる程の無印良品があります。
整理する前に物を整頓すればいいのに・・・と思ってしまいました。
確かに、同じシリーズで揃えて整理すると気持ちいいんですけどねぇ。
さらに自分のアピールとして全部にラベルをつけてる、それにはテプラが便利って書いてあって、暇人か!!と思わず突っ込んでしまいました。
あれだけ大量のものにラベルって。
ただ日本語と英語の両方書くってのには、クスッとしたので良いと思いました。
収納のために、収納の道具が増えて、結果として使いにくくなっていると感じました。
さらに道具を買うため、経済的に裕福な方にしか実践出来ないです。
一式揃えるだけでいくらかかるんでしょうね。
さらに物を増やす時は本当に愛着の持てる物を買うと良いって書いてあったのは、自虐なのかなぁ?と思った次第です。
正直、読む必要のない本と感じました。
お金も時間もある人が趣味でやるにも無駄と感じました。
2015年10月17日土曜日
闇ツキチルドレン / 天祢涼
3連休でしたね。
休出もなかったのに、この3連休は気付いたら終わっていました。
びっくりです。
天祢涼の「闇ツキチルドレン」を読み終えました。
前作の後の話です。
相変わらず共感覚という個性を活かした探偵ではないと感じました。
ただ、前作より面白かったかも。
トリックというものは特になく、犯人の意外性もなかったです。
面白かったかも、と感じたのは、終わり方が良かったからか。
後、物語中のあるのだか、ないのだか、よく分からない緊迫感も好きでした。
キャラの掛け合いも良かったからかもしれません。
犯人の個性も良かったのかもしれません。
ですが、真犯人や動機に関しては驚きはなかったです。
むしろ、その前の展開に驚きを感じました。
正直に書きますと、その謎はわかりっこない。
アンフェアとは言いませんが、分からないと思いました。
ミステリとして、どうなの?と思った気がします。
でも、純粋に嘘だー、そんなバカなーって感じで、驚かせてもらったため面白いと感じたのかもしれません。
また、無理に全部を解明せず、読者の考えに委ねる最後も良かったのかもしれません。
後、ある1ページは純粋に狂気を感じられて、私は良かったと感じました。
というわけで、前作ではダメかも・・・と思ったのに、最後まで楽しめたのですから、これは喜ばしいことだと思いました。
続編が出たら読んでみようと思います。
出そうな気がしませんが・・・。
休出もなかったのに、この3連休は気付いたら終わっていました。
びっくりです。
天祢涼の「闇ツキチルドレン」を読み終えました。
前作の後の話です。
相変わらず共感覚という個性を活かした探偵ではないと感じました。
ただ、前作より面白かったかも。
トリックというものは特になく、犯人の意外性もなかったです。
面白かったかも、と感じたのは、終わり方が良かったからか。
後、物語中のあるのだか、ないのだか、よく分からない緊迫感も好きでした。
キャラの掛け合いも良かったからかもしれません。
犯人の個性も良かったのかもしれません。
ですが、真犯人や動機に関しては驚きはなかったです。
むしろ、その前の展開に驚きを感じました。
正直に書きますと、その謎はわかりっこない。
アンフェアとは言いませんが、分からないと思いました。
ミステリとして、どうなの?と思った気がします。
でも、純粋に嘘だー、そんなバカなーって感じで、驚かせてもらったため面白いと感じたのかもしれません。
また、無理に全部を解明せず、読者の考えに委ねる最後も良かったのかもしれません。
後、ある1ページは純粋に狂気を感じられて、私は良かったと感じました。
というわけで、前作ではダメかも・・・と思ったのに、最後まで楽しめたのですから、これは喜ばしいことだと思いました。
続編が出たら読んでみようと思います。
2015年10月10日土曜日
六花の勇者 5 / 山形石雄
初めて甥に会ってきました。
夜泣きがひどいと聞いていたのですが、おとなしくて良い子でしたよ。
元気に育って欲しいですねぇ。
山形石雄の「六花の勇者 5」を読み終えました。
これは驚いた。
素直に展開に驚きました。
王道ファンタジー的な驚きだけでなく、ミステリ的な驚きも。
物語的には佳境なのか半分程なのかわからないですが、節目だという事はわかりました。
7人目が確定しました。
黒の徒花の正体も確定しました。
確かに勇者たちは本当に優しいなぁ、人間臭すぎるなぁ、と思っていたのですが、ここでこんな展開になるかとは。
完全に騙されました。
心地よい騙され方です。
ファンタジー的な騙され方というより、前述の通りミステリ的な騙され方をしました。
地の文、登場人物の心情とか、きちんとフェアに書かれています。
逆に言うと、地の文をしっかり読んでいたら、その可能性にも気付けるのです。
でも、気づかなかった。
これはファンタジーだから都合の良い感じに進むんでしょ?って思っていたのも大きいですが、今までの巻の疑問点が色々と説明がなされた気がします。
この巻だけだとあまり驚きは少ないかと思いますが、ずっと読んでいる人は間違いなく驚く事でしょう。
特に六花の一部はプライオリティーを勘違いしてないか?という事の解が出ました。
それが本巻の迷宮内での謎とリンクして、より大きな物語自体の謎に関連しています。
あぁ、あそこで色々な人が動揺していたのが、そこに繋がるのね、と気づくでしょう。
凶魔の最後すらにも意図があったなんて。
もちろん欠点もあります。
とある登場人物はウジウジして、厨二病かよ・・・、とか。
テグネウの能力は後出しじゃん、とか。
ですが、迷宮内の展開で全てが許せました。
2巻から4巻が微妙だと思った方にも全力でオススメしますッ!!
以下、ネタバレ。
7人目がアドレットだなんて。
一度はそう思いました、叙述系みたいな感じかなぁ?と。
でも消去法でハンスかなぁ?と思っていたのです。
魔神を倒したいっていう強い気持ちがないのがハンスでしたからね。
そして、物語も最後の少しまでハンスだと思っていました。
そうしたら、最後にまさかの展開。
テグネウさんは本格的に性格が悪いと思いました。
でも、全部テグネウの思惑通りに。
これ、バッドエンド一直線ですよ。
テグネウを倒せば解決なんですが、難しい感じですよね。
物語的に倒すと思うのですが、どんな風に倒すのかなぁ。
あー、気になる。
ただ、最後は「テグネウの能力なんか関係ない、俺はフレミーが好きだッ!!」で終わる気はしています。
夜泣きがひどいと聞いていたのですが、おとなしくて良い子でしたよ。
元気に育って欲しいですねぇ。
山形石雄の「六花の勇者 5」を読み終えました。
これは驚いた。
素直に展開に驚きました。
王道ファンタジー的な驚きだけでなく、ミステリ的な驚きも。
物語的には佳境なのか半分程なのかわからないですが、節目だという事はわかりました。
7人目が確定しました。
黒の徒花の正体も確定しました。
確かに勇者たちは本当に優しいなぁ、人間臭すぎるなぁ、と思っていたのですが、ここでこんな展開になるかとは。
完全に騙されました。
心地よい騙され方です。
ファンタジー的な騙され方というより、前述の通りミステリ的な騙され方をしました。
地の文、登場人物の心情とか、きちんとフェアに書かれています。
逆に言うと、地の文をしっかり読んでいたら、その可能性にも気付けるのです。
でも、気づかなかった。
これはファンタジーだから都合の良い感じに進むんでしょ?って思っていたのも大きいですが、今までの巻の疑問点が色々と説明がなされた気がします。
この巻だけだとあまり驚きは少ないかと思いますが、ずっと読んでいる人は間違いなく驚く事でしょう。
特に六花の一部はプライオリティーを勘違いしてないか?という事の解が出ました。
それが本巻の迷宮内での謎とリンクして、より大きな物語自体の謎に関連しています。
あぁ、あそこで色々な人が動揺していたのが、そこに繋がるのね、と気づくでしょう。
凶魔の最後すらにも意図があったなんて。
もちろん欠点もあります。
とある登場人物はウジウジして、厨二病かよ・・・、とか。
テグネウの能力は後出しじゃん、とか。
ですが、迷宮内の展開で全てが許せました。
2巻から4巻が微妙だと思った方にも全力でオススメしますッ!!
以下、ネタバレ。
7人目がアドレットだなんて。
一度はそう思いました、叙述系みたいな感じかなぁ?と。
でも消去法でハンスかなぁ?と思っていたのです。
魔神を倒したいっていう強い気持ちがないのがハンスでしたからね。
そして、物語も最後の少しまでハンスだと思っていました。
そうしたら、最後にまさかの展開。
テグネウさんは本格的に性格が悪いと思いました。
でも、全部テグネウの思惑通りに。
これ、バッドエンド一直線ですよ。
テグネウを倒せば解決なんですが、難しい感じですよね。
物語的に倒すと思うのですが、どんな風に倒すのかなぁ。
あー、気になる。
ただ、最後は「テグネウの能力なんか関係ない、俺はフレミーが好きだッ!!」で終わる気はしています。
2015年10月3日土曜日
六花の勇者 4 / 山形石雄
最近は予約投稿にしているため、この前に書く文章に困ります。
あまりに今の事を書くとずれるので。
山形石雄の「六花の勇者 4」を読み終えました。
止まらない、読むのが止まらないです。
私は基本的に読むのが遅いのですが、止まらないのです。
文章の区切りが丁度いいからか、どんどんと読み進めてしまいます。
困った。
何が困ったかと言いますと、これ4巻なんです。
今現在6巻までしか出ていないのです。
完結すればいいのですが、完結しなかったら中途半端なところで終わるのでしょうか・・・。
4巻は途中まで全然話が進まないわ、ロロニアにはイライラとさせられるわ最悪だと思っていました。
本巻では六花以外にも重要な主人公みたいなキャラがいるのですが、正直ご都合主義なキャラですし、展開です。
だから、ふーんという感じになりました。
世界を救うための勇者の割には人間臭いところを出そうとしてるのかもしれませんが、正直水増しに感じてあまり楽しめていませんでした。
本巻はロロニアのための巻の気がしているのですが、個人的にロロニアになんの魅力も感じないため、あまり楽しめていませんでした。
だが、黒の徒花というアイテムの正体が出てきた時に全てが許せた。
作者は悲劇にしようとしているのか?
それともハッピーエンドを目標にしているのか?
7人目と関係があるのか?
そのアイテムはどうやって作ったの?
と色々な疑問が頭によぎりました。
個人的には7人目があるキャラで確定なのではないか?みたいな文章になっているけど、違うのではないかと思っています。
実際は別に7人目がいるのではないかな?と思っています。
いけません、冒頭にも書きましたが、完全にはまっています。
ミステリとか関係ない、王道ファンタジーとして楽しんでいます。
早く次巻が読みたいです!!
以下、ネタバレ。
読者は神の視点を持っています。
作者がアンフェアな事をしない限り、主人公たちと違って情報がどんどんと集まります。
敵側の情報も入ってきますからね。
そして、一冊に一人づつ偽物が判明していきます。
1巻は別ですが、2巻でモーラ、3巻でゴルドフが7人目でないと判明しています。
では、4巻では?ロロニアは7人目ではないのでしょうか?まだ確定していないと思います。
また、フレミーは7人目なのでしょうか?
前にも書きましたが、違うと思うのです。
そもそも六花の勇者に選ばれる条件が判明していないのですが、決まっているんですかね?
アドレット、フレミー、ハンス、チャモ、ロロニアの5人の誰かですが、ハンスが一番怪しいです。
職業が殺し屋ってところもありますし、快楽主義っぽいですし、優秀過ぎます。
何より消去法で。
時の聖者は何をしたのか?運命の聖者も何が目的だったのか?魔神とは?
うーん、気になりますッ!!
余談ですがフレミーの母親は人間型が良かったです。
グロいです・・・。
あまりに今の事を書くとずれるので。
山形石雄の「六花の勇者 4」を読み終えました。
止まらない、読むのが止まらないです。
私は基本的に読むのが遅いのですが、止まらないのです。
文章の区切りが丁度いいからか、どんどんと読み進めてしまいます。
困った。
何が困ったかと言いますと、これ4巻なんです。
今現在6巻までしか出ていないのです。
完結すればいいのですが、完結しなかったら中途半端なところで終わるのでしょうか・・・。
4巻は途中まで全然話が進まないわ、ロロニアにはイライラとさせられるわ最悪だと思っていました。
本巻では六花以外にも重要な主人公みたいなキャラがいるのですが、正直ご都合主義なキャラですし、展開です。
だから、ふーんという感じになりました。
世界を救うための勇者の割には人間臭いところを出そうとしてるのかもしれませんが、正直水増しに感じてあまり楽しめていませんでした。
本巻はロロニアのための巻の気がしているのですが、個人的にロロニアになんの魅力も感じないため、あまり楽しめていませんでした。
だが、黒の徒花というアイテムの正体が出てきた時に全てが許せた。
作者は悲劇にしようとしているのか?
それともハッピーエンドを目標にしているのか?
7人目と関係があるのか?
そのアイテムはどうやって作ったの?
と色々な疑問が頭によぎりました。
個人的には7人目があるキャラで確定なのではないか?みたいな文章になっているけど、違うのではないかと思っています。
実際は別に7人目がいるのではないかな?と思っています。
いけません、冒頭にも書きましたが、完全にはまっています。
ミステリとか関係ない、王道ファンタジーとして楽しんでいます。
早く次巻が読みたいです!!
以下、ネタバレ。
読者は神の視点を持っています。
作者がアンフェアな事をしない限り、主人公たちと違って情報がどんどんと集まります。
敵側の情報も入ってきますからね。
そして、一冊に一人づつ偽物が判明していきます。
1巻は別ですが、2巻でモーラ、3巻でゴルドフが7人目でないと判明しています。
では、4巻では?ロロニアは7人目ではないのでしょうか?まだ確定していないと思います。
また、フレミーは7人目なのでしょうか?
前にも書きましたが、違うと思うのです。
そもそも六花の勇者に選ばれる条件が判明していないのですが、決まっているんですかね?
アドレット、フレミー、ハンス、チャモ、ロロニアの5人の誰かですが、ハンスが一番怪しいです。
職業が殺し屋ってところもありますし、快楽主義っぽいですし、優秀過ぎます。
時の聖者は何をしたのか?運命の聖者も何が目的だったのか?魔神とは?
うーん、気になりますッ!!
余談ですがフレミーの母親は人間型が良かったです。
グロいです・・・。
2015年9月26日土曜日
必要十分生活 / たっく
長期連休という事もあり掃除を大胆にしてみました。
物が減ると嬉しいです。
たっくの「必要十分生活」を読み終えました。
いえ、この本を読んだから掃除をしたわけではないです。
そもそも、「なんにもない」blogを見て以来、物を減らすのが楽しい人になってしまっていますので。
で、この本ですが、他の同系統の本と比較して何が新しいかというと、自分にとっての必要十分を見つけよう!というのがメインにある事です。
著者がやっている事自体はバスタオルを使わないようにしようとか、毎日掃除をする事で物を減らそうとか、正直目新しくはないです。
あくまで、自分にとって必要な物を考え直してみようというのが目標になります。
そのため、本書で書かれているテクニックでこれは!と思った物は、「スマホのホーム画面は一つだけ」というのでした。
これは文字通りインストールするアプリを最低限にしようってだけの事なんですけどね。
私は昔課金したゲームを削除出来ずに、でももう遊ばないだろうなぁって思いながら残していました。
これをスパッと削除する事が出来たのは、本書の一押しのおかげだと思います。
そのため片付けの本の一冊目であれば読むのも良いかと思いますが、どっちかというとルール決め、自分にとっての十分ってなんだろう?を考えるのに向いている本なのかな、と思いました。
ところで、こういう整理整頓本というか、片付け本って売れるもんなのでしょうか?
何冊も出ているので売れているのだとは思います。
でも、冷静に考えて欲しいのです。
この本を買う事自体が物を増やしているのだという事を。
決して本自体を否定するわけではないのですが、矛盾を感じます。
というわけで私は図書館で借りるのをオススメします。
もしくは電子書籍版。
物が減ると嬉しいです。
たっくの「必要十分生活」を読み終えました。
いえ、この本を読んだから掃除をしたわけではないです。
そもそも、「なんにもない」blogを見て以来、物を減らすのが楽しい人になってしまっていますので。
で、この本ですが、他の同系統の本と比較して何が新しいかというと、自分にとっての必要十分を見つけよう!というのがメインにある事です。
著者がやっている事自体はバスタオルを使わないようにしようとか、毎日掃除をする事で物を減らそうとか、正直目新しくはないです。
あくまで、自分にとって必要な物を考え直してみようというのが目標になります。
そのため、本書で書かれているテクニックでこれは!と思った物は、「スマホのホーム画面は一つだけ」というのでした。
これは文字通りインストールするアプリを最低限にしようってだけの事なんですけどね。
私は昔課金したゲームを削除出来ずに、でももう遊ばないだろうなぁって思いながら残していました。
これをスパッと削除する事が出来たのは、本書の一押しのおかげだと思います。
そのため片付けの本の一冊目であれば読むのも良いかと思いますが、どっちかというとルール決め、自分にとっての十分ってなんだろう?を考えるのに向いている本なのかな、と思いました。
ところで、こういう整理整頓本というか、片付け本って売れるもんなのでしょうか?
何冊も出ているので売れているのだとは思います。
でも、冷静に考えて欲しいのです。
この本を買う事自体が物を増やしているのだという事を。
決して本自体を否定するわけではないのですが、矛盾を感じます。
というわけで私は図書館で借りるのをオススメします。
もしくは電子書籍版。
2015年9月19日土曜日
六花の勇者 3 / 山形石雄
シルバーウィークです(*‘ω‘ *)
積んでる本とかゲームとかが少しでも減ると嬉しいなぁ。
山形石雄の「六花の勇者 3」を読み終えました。
前作を読み終わった後にしばらく様子見をしようと言っておきながら、買ってしまいました。
特に読む本がなかったのが一番大きな理由ではあるのですが、続きが少し気になってしまって・・・。
本作もミステリ要素はほとんどありませんでした。
1巻の密室トリックはもう忘れることにします。
ですが、ファンタジーに飢えていた私にとっては楽しめているので、もはやジャンルは気にせずに読むことにします。
内容自体はファンタジーで面白いのですが気になる点があります。
主人公チームは少し頭が悪くないですかね?
報告・連絡・相談をしていたら何も問題がおきないかと思うのですが。
まぁ、裏切り者がいるのだから、素直に動けないのはわかるのですが、もう少し話しよ?って思いました。
それだとドラマが起きないため物語も成立しませんが・・・。
後、主人公チームは優しすぎます。
普通、こんなことになったら絶対に許さないだろう?って思うのに許してしまう。
頭が弱いと思われてもしょうがないです。
そして敵側も全力を出さないのはなんでですかね?
数は圧倒的に優位なのですから、一気に攻めないのはなんででしょうか?
少し不思議ですが、何か理由がある気がします。
と、ボロボロに書いているのですが、読みやすいためか、読んでしまいます。
そして、先が気になっていまいます。
それは楽しめているという事です。
色々とつっこみする事はありますが、楽しめているのだから結果OKだと思うのです。
本巻では話が大きく動いたのかもしれません。
やっと裏切り者が確定したのですから。
そして、その裏切り者の今後の展開も中々興味深かったです。
実に私好みです。
正直ミステリとしては期待しません。
ですが、ファンタジーとして面白いので、今後も読み続けようと思います。
積んでる本とかゲームとかが少しでも減ると嬉しいなぁ。
山形石雄の「六花の勇者 3」を読み終えました。
前作を読み終わった後にしばらく様子見をしようと言っておきながら、買ってしまいました。
特に読む本がなかったのが一番大きな理由ではあるのですが、続きが少し気になってしまって・・・。
本作もミステリ要素はほとんどありませんでした。
1巻の密室トリックはもう忘れることにします。
ですが、ファンタジーに飢えていた私にとっては楽しめているので、もはやジャンルは気にせずに読むことにします。
内容自体はファンタジーで面白いのですが気になる点があります。
主人公チームは少し頭が悪くないですかね?
報告・連絡・相談をしていたら何も問題がおきないかと思うのですが。
まぁ、裏切り者がいるのだから、素直に動けないのはわかるのですが、もう少し話しよ?って思いました。
それだとドラマが起きないため物語も成立しませんが・・・。
後、主人公チームは優しすぎます。
普通、こんなことになったら絶対に許さないだろう?って思うのに許してしまう。
頭が弱いと思われてもしょうがないです。
そして敵側も全力を出さないのはなんでですかね?
数は圧倒的に優位なのですから、一気に攻めないのはなんででしょうか?
少し不思議ですが、何か理由がある気がします。
と、ボロボロに書いているのですが、読みやすいためか、読んでしまいます。
そして、先が気になっていまいます。
それは楽しめているという事です。
色々とつっこみする事はありますが、楽しめているのだから結果OKだと思うのです。
本巻では話が大きく動いたのかもしれません。
やっと裏切り者が確定したのですから。
そして、その裏切り者の今後の展開も中々興味深かったです。
実に私好みです。
正直ミステリとしては期待しません。
ですが、ファンタジーとして面白いので、今後も読み続けようと思います。
2015年9月12日土曜日
六花の勇者 2 / 山形石雄
最近、ちょっとした事で汗が出ます。
掃除したら汗、買い物行って汗、料理作って汗。
気候は涼しいのに汗っかき状態になっています。
汗をかくのは好きです。
山形石雄の「六花の勇者 2」を読み終えました。
前作を読み終えた後にすぐ買いました。
すぐに続きが読みたかったのです。
ただ、感想としては期待しすぎたということでしょうか。
1巻はファンタジーでありつつ、ミステリ要素も強かった。
本作はファンタジー要素はあったのですが、ミステリ要素はあまり感じませんでした。
確かにファンタジー要素は大好きなのですが、私はミステリとファンタジーが両立していたので好きだったのです。
本作では最初に犯人が判明します。
コロンボ形式ですね。
ただ、犯人の犯行動機もすぐに想像がつきます。
予想を裏切ってくれるところがあまりなかったです。
さらに、その動機があまりに身勝手というか・・・。
結果もなんとなく想像がついてしまいました。
早い話が驚きがなかったのです。
ミステリでもファンタジーでも驚きが欲しいですね。
ただし、色々と伏線を張ることにより、次巻以降が楽しみになる感じではありました。
しかし、これが私にとっての欠点なのです。
ライトノベルの長所でもあるのですが欠点でもあるのです。
続くんです。
漫画であれば読み返しが楽なのでいいのですが、小説の読み直しは時間がかかるのですよねぇ。
しかも、終わりの気配が読めない。
これが厳しい。
5巻くらいで終わってくれればいいのですが、10巻とかまでいってしまうとついていくのも疲れてきます。
ボロボロに書いていますがファンタジーとしては面白いです。
キャラ同士の掛け合いとか、背景とかは面白いと思います。
ヒロインの動きも人気が出るだろうなぁ、と思います。
ですが、もう少しミステリとは言わなくても、驚き要素があれば。
上記理由により、ちょっと3巻を買うのは暇を見て考えようかと思います。
掃除したら汗、買い物行って汗、料理作って汗。
気候は涼しいのに汗っかき状態になっています。
汗をかくのは好きです。
山形石雄の「六花の勇者 2」を読み終えました。
前作を読み終えた後にすぐ買いました。
すぐに続きが読みたかったのです。
ただ、感想としては期待しすぎたということでしょうか。
1巻はファンタジーでありつつ、ミステリ要素も強かった。
本作はファンタジー要素はあったのですが、ミステリ要素はあまり感じませんでした。
確かにファンタジー要素は大好きなのですが、私はミステリとファンタジーが両立していたので好きだったのです。
本作では最初に犯人が判明します。
コロンボ形式ですね。
ただ、犯人の犯行動機もすぐに想像がつきます。
予想を裏切ってくれるところがあまりなかったです。
さらに、その動機があまりに身勝手というか・・・。
結果もなんとなく想像がついてしまいました。
早い話が驚きがなかったのです。
ミステリでもファンタジーでも驚きが欲しいですね。
ただし、色々と伏線を張ることにより、次巻以降が楽しみになる感じではありました。
しかし、これが私にとっての欠点なのです。
ライトノベルの長所でもあるのですが欠点でもあるのです。
続くんです。
漫画であれば読み返しが楽なのでいいのですが、小説の読み直しは時間がかかるのですよねぇ。
しかも、終わりの気配が読めない。
これが厳しい。
5巻くらいで終わってくれればいいのですが、10巻とかまでいってしまうとついていくのも疲れてきます。
ボロボロに書いていますがファンタジーとしては面白いです。
キャラ同士の掛け合いとか、背景とかは面白いと思います。
ヒロインの動きも人気が出るだろうなぁ、と思います。
ですが、もう少しミステリとは言わなくても、驚き要素があれば。
上記理由により、ちょっと3巻を買うのは暇を見て考えようかと思います。
2015年9月9日水曜日
六花の勇者 / 山形石雄
今まさに筋肉痛で悶えています。
筋肉痛って耐えられないほどの辛さはないのですが、地味に気になる嫌な感じです。
運動不足でなる分には爽快なのですが、作業でなるとうーんという気持ちになります。
山形石雄の「六花の勇者」を読み終えました。
私は週刊少年ジャンプを毎週読んでいるのですが、そこで紹介されていた時に気になったので読んでみました。
感想は「意外と面白い」でした。
6人だけのはずなのに7人目がいるというのが売りなのですが、犯人は本当に7人目なのか、それとも7人目は新たなルールなのか?を最後まで楽しめました。
人狼ゲームみたいな感じですね。
ですが、個人的に一番良かったと思うのは王道ファンタジーなところです。
最近は悪い言葉で言うとベタな王道ファンタジーをあまり読んでいなかったため、かなり気持ち良く読むことができました。
私、王道とかファンタジーって結構好きなんです。
上記の通り本作はファンタジーです。
魔法が存在します。
その中で密室が登場します。
魔法があるんだから、密室と言われても魔法でなんとかなってしまうのでは?と思いながら読んでいたのですが、密室トリックには驚かせていただきました。
しっかりとファンタジーという制約の中でのトリックになっていました。
密室トリック、犯人当ての二つとも、最後まで気になって良かったと思います。
ライトノベルのため物語は完結せずに続いていきます。
そこが個人的に欠点ではありますが、これはこれで楽しめたため、2巻も読んでみようと思いましたね。
あまり長く続くようであれば読むのをやめますが
筋肉痛って耐えられないほどの辛さはないのですが、地味に気になる嫌な感じです。
運動不足でなる分には爽快なのですが、作業でなるとうーんという気持ちになります。
山形石雄の「六花の勇者」を読み終えました。
私は週刊少年ジャンプを毎週読んでいるのですが、そこで紹介されていた時に気になったので読んでみました。
感想は「意外と面白い」でした。
6人だけのはずなのに7人目がいるというのが売りなのですが、犯人は本当に7人目なのか、それとも7人目は新たなルールなのか?を最後まで楽しめました。
人狼ゲームみたいな感じですね。
ですが、個人的に一番良かったと思うのは王道ファンタジーなところです。
最近は悪い言葉で言うとベタな王道ファンタジーをあまり読んでいなかったため、かなり気持ち良く読むことができました。
私、王道とかファンタジーって結構好きなんです。
上記の通り本作はファンタジーです。
魔法が存在します。
その中で密室が登場します。
魔法があるんだから、密室と言われても魔法でなんとかなってしまうのでは?と思いながら読んでいたのですが、密室トリックには驚かせていただきました。
しっかりとファンタジーという制約の中でのトリックになっていました。
密室トリック、犯人当ての二つとも、最後まで気になって良かったと思います。
ライトノベルのため物語は完結せずに続いていきます。
そこが個人的に欠点ではありますが、これはこれで楽しめたため、2巻も読んでみようと思いましたね。
2015年9月5日土曜日
人魚と金魚鉢 / 市井豊
ロールカーテンを導入してみたら、想定より上げ下げが面倒だと気付きました。
買ってみて初めて気づくものですね。
ただカーテンよりスッキリするので気分はいいです。
市井豊の「人魚と金魚鉢」を読み終えました。
前作を読んで面白かったため、本作も読んでみました。
本作は前作と違い、殺人事件等の非日常な事件は起きず、日常の謎だけになっています。
そして、本作も短編集になります。
「青鬼の涙」は切なく、「恋の仮病」は青春、「世迷い子と」は?、「愚者は春に隠れる」はコメディ、「人魚と金魚鉢」はミステリとバラエティに富んでいて、それぞれに個性がありました。
そして、全てにくすりとする箇所があるのも個人的に評価が高いです。
表題作の「人魚と金魚鉢」は、いい感じで終わろうとしていますが、実はあまりいい話ではないのでは?と思いました。著者は狙ったのか、それとも特に意味がないのか。とにかく、犯人はいい人ではないと私は感じました。
個人的にイチオシは「愚者は春に隠れる」です。
正直な話、謎自体は途中で気付きます。
ただ、何をするにも全力なザ・フールの面々が読んでいて、非常に気持ちが良かったです。
先輩が出てくるだけで面白いのも卑怯ですw
この著者の特徴なのか、話の途中で謎の答えはこれじゃない?って思うのを、しっかり潰してくるのが同調しているようで良かったです。
だから、謎の正体に気づいてしまって、驚きはないのですが、そこはそこって感じで。
ミステリとして読むと、正直それほどクオリティは高くはないのですが、読み物としては面白いです。
オススメです。
また、ザ・フールの面々に会いたいので続編が出ると嬉しいなぁ。
買ってみて初めて気づくものですね。
ただカーテンよりスッキリするので気分はいいです。
市井豊の「人魚と金魚鉢」を読み終えました。
前作を読んで面白かったため、本作も読んでみました。
本作は前作と違い、殺人事件等の非日常な事件は起きず、日常の謎だけになっています。
そして、本作も短編集になります。
「青鬼の涙」は切なく、「恋の仮病」は青春、「世迷い子と」は?、「愚者は春に隠れる」はコメディ、「人魚と金魚鉢」はミステリとバラエティに富んでいて、それぞれに個性がありました。
そして、全てにくすりとする箇所があるのも個人的に評価が高いです。
表題作の「人魚と金魚鉢」は、いい感じで終わろうとしていますが、実はあまりいい話ではないのでは?と思いました。著者は狙ったのか、それとも特に意味がないのか。とにかく、犯人はいい人ではないと私は感じました。
個人的にイチオシは「愚者は春に隠れる」です。
正直な話、謎自体は途中で気付きます。
ただ、何をするにも全力なザ・フールの面々が読んでいて、非常に気持ちが良かったです。
先輩が出てくるだけで面白いのも卑怯ですw
この著者の特徴なのか、話の途中で謎の答えはこれじゃない?って思うのを、しっかり潰してくるのが同調しているようで良かったです。
だから、謎の正体に気づいてしまって、驚きはないのですが、そこはそこって感じで。
ミステリとして読むと、正直それほどクオリティは高くはないのですが、読み物としては面白いです。
オススメです。
また、ザ・フールの面々に会いたいので続編が出ると嬉しいなぁ。
2015年9月2日水曜日
聴き屋の芸術学部祭 / 市井豊
涼しいを通り越して寒いので、季節感がないですね。
本当はすごしやすい季節なはずが、気温の変化が激しすぎて、体がついていってないです。
市井豊の「聴き屋の芸術学部祭」を読み終えました。
この本との出会いですが・・・、思い出せません。
おそらくですが、特徴のある東京創元社のミステリ・フロンティアの背表紙を見て手に取ったのだと思います。
それか、同じミステリ・フロンティアの他の本に書いてある広告を見たのか・・・。
まぁ、きっかけはなんであれ、面白い本に出会えたのは幸運でした。
聴き屋という人の話を聞いてばかりいる大学生が主人公の短編集です。
主人公に皆が話をしにきます。
愚痴だったり、自慢だったり、どうでもいい話だったり。
ただ、正直聴き屋だからというのがミステリに生きているか?というと微妙なのですが、どっちかというと個性豊かな登場人物たちの話が面白いんです。
事件は色々と起きます。
殺人事件だったり、日常の謎だったり、ごちゃまぜです。
とにかく色々な事件が主人公の元へ。
で、それぞれの事件がそこそこのレベルで面白いです。
決して傑作ではないのですが、会話のテンポが良いのか、くすりとしながら読めて、楽しめました。
短編集なのでキレが良いといいますか、読みやすいのです。
主人公はザ・フールというサークルに所属しています。
正直なんのサークルなのかは謎ですが、変わった人しかいないです。
舞台が芸大だからかもしれませんが、その中でも変わった人が多いという設定です。
そんな変わったメンバーたちと、どうでもいい事件を解決していく。
事件のときのやりとりが笑えるんですよ、本当にどうでもよくて。
面白かったです。
キャラ、事件、推理、テンポと良かったです。
続編もありますので、是非とも読もうと思います。
本当はすごしやすい季節なはずが、気温の変化が激しすぎて、体がついていってないです。
市井豊の「聴き屋の芸術学部祭」を読み終えました。
この本との出会いですが・・・、思い出せません。
おそらくですが、特徴のある東京創元社のミステリ・フロンティアの背表紙を見て手に取ったのだと思います。
それか、同じミステリ・フロンティアの他の本に書いてある広告を見たのか・・・。
まぁ、きっかけはなんであれ、面白い本に出会えたのは幸運でした。
聴き屋という人の話を聞いてばかりいる大学生が主人公の短編集です。
主人公に皆が話をしにきます。
愚痴だったり、自慢だったり、どうでもいい話だったり。
ただ、正直聴き屋だからというのがミステリに生きているか?というと微妙なのですが、どっちかというと個性豊かな登場人物たちの話が面白いんです。
事件は色々と起きます。
殺人事件だったり、日常の謎だったり、ごちゃまぜです。
とにかく色々な事件が主人公の元へ。
で、それぞれの事件がそこそこのレベルで面白いです。
決して傑作ではないのですが、会話のテンポが良いのか、くすりとしながら読めて、楽しめました。
短編集なのでキレが良いといいますか、読みやすいのです。
主人公はザ・フールというサークルに所属しています。
正直なんのサークルなのかは謎ですが、変わった人しかいないです。
舞台が芸大だからかもしれませんが、その中でも変わった人が多いという設定です。
そんな変わったメンバーたちと、どうでもいい事件を解決していく。
事件のときのやりとりが笑えるんですよ、本当にどうでもよくて。
面白かったです。
キャラ、事件、推理、テンポと良かったです。
続編もありますので、是非とも読もうと思います。
2015年8月29日土曜日
リカーシブル / 米澤穂信
体を動かす趣味が欲しいと痛感している今日この頃です。
先日ちょっと歩いただけで、しばらく筋肉痛が取れなかったためですorz
米澤穂信の「リカーシブル」を読み終えました。
米澤穂信に滅多にハズレなし。
(個人的に「折れた竜骨」は苦手でした)
古典部シリーズからこの著者に入り、小市民シリーズで私の中で確固たる地位を獲得した著者さんです。
何かしら怖い点がある、そんな作品が多い著者さんです。
そして、本作も怖い。
読み終わった時は怖ッと思ったものです。
この作品はとある田舎に引っ越ししてきた人たちの話です。
田舎という単語を聞くと、私はのどかなイメージを抱きます。
出身が三重のため、実家のイメージなのかもしれません。
ただ、ここに商店街という単語が追加されると、田舎の商店街、寂れた商店街、暗いイメージの田舎が連想されます。
商店街自体は「それ町」とかの影響で良いイメージもあるのですが、田舎のってつくとネガティブなイメージを持ってしまいます。
現実はともかくとして閉鎖的な、卑屈な、そんなイメージを持ってしまうのです。
そして、この田舎は後者に当たります。
読み進めると暗いんです。
主人公の引っ越し理由もあるのかもしれないし、主人公の性格もあるのかもしれないですが、暗いイメージなのです。
もちろん、著者はわざとこのイメージを作っているのですが、あまり気持ちの良いものではないです。
ですが、これはこの著者にとっては毎度のこと。
こういうもんでしょ、という感じで読み進めます。
そして、特にひねりも無く謎に関しては、想像通りの結末に到達します。
ただ、一点、本当に怖いと思う結末が待っていました。
同じ著者の「ボトルネック」に通じるものがあります。
もちろん救いもありますが、個人的には怖ッという感情の方が強かったです。
決して読んでいて楽しい作品ではないです。
この著者さんの作品を読んだことがあるのであれば読んでも良いかと思います。
ただ、読んだことがないのであれば小市民シリーズのがオススメできます。
結論、著者の作品が好きで、読むものがなければどうぞ。
個人的に冒頭の滅多にの方に入ったということです。
先日ちょっと歩いただけで、しばらく筋肉痛が取れなかったためですorz
米澤穂信の「リカーシブル」を読み終えました。
米澤穂信に滅多にハズレなし。
(個人的に「折れた竜骨」は苦手でした)
古典部シリーズからこの著者に入り、小市民シリーズで私の中で確固たる地位を獲得した著者さんです。
何かしら怖い点がある、そんな作品が多い著者さんです。
そして、本作も怖い。
読み終わった時は怖ッと思ったものです。
この作品はとある田舎に引っ越ししてきた人たちの話です。
田舎という単語を聞くと、私はのどかなイメージを抱きます。
出身が三重のため、実家のイメージなのかもしれません。
ただ、ここに商店街という単語が追加されると、田舎の商店街、寂れた商店街、暗いイメージの田舎が連想されます。
商店街自体は「それ町」とかの影響で良いイメージもあるのですが、田舎のってつくとネガティブなイメージを持ってしまいます。
現実はともかくとして閉鎖的な、卑屈な、そんなイメージを持ってしまうのです。
そして、この田舎は後者に当たります。
読み進めると暗いんです。
主人公の引っ越し理由もあるのかもしれないし、主人公の性格もあるのかもしれないですが、暗いイメージなのです。
もちろん、著者はわざとこのイメージを作っているのですが、あまり気持ちの良いものではないです。
ですが、これはこの著者にとっては毎度のこと。
こういうもんでしょ、という感じで読み進めます。
そして、特にひねりも無く謎に関しては、想像通りの結末に到達します。
ただ、一点、本当に怖いと思う結末が待っていました。
同じ著者の「ボトルネック」に通じるものがあります。
もちろん救いもありますが、個人的には怖ッという感情の方が強かったです。
決して読んでいて楽しい作品ではないです。
この著者さんの作品を読んだことがあるのであれば読んでも良いかと思います。
ただ、読んだことがないのであれば小市民シリーズのがオススメできます。
結論、著者の作品が好きで、読むものがなければどうぞ。
個人的に冒頭の滅多にの方に入ったということです。
2015年8月26日水曜日
5秒童話 / 第年秒
だいぶ涼しくなってきました、夏も終わりだと思います。
次は台風の季節です。
第年秒の「5秒童話」を読み終えました。
漫画です。
このblogで漫画を取り上げるのは初めてかもしれませんが、漫画もよく読みます。
週刊少年ジャンプは毎週読んでいます。
週刊少年ジャンプはジャンプ+というアプリで定期購読して読んでいます。
そして、そのジャンプ+でこの著者さんに出会いました。
「群青のマグメル」という作品を今連載しているのですが、これが面白い雰囲気なのです。
まだ連載中のため、本当に面白いかどうかはわかりませんが、現在冬眠中の「HUNTERxHUNTER」のような雰囲気です。
同じ著者で1巻で終わる作品があったため、試しに買ってみました。
当たり、いえ大当たりです。
買ってよかった。
kindle版を買ったのですが、これは人にも勧めたいと思い、紙の本も買ってしまいました。
主人公は物語開始と同時にマンションの屋上から落ちます。
その主人公が落ちている間に色々と物語が展開するのです。
走馬灯とはまた違います。
落ちていく、つまりどんどんフロアが下に行くのですが、そのフロアの住人の様子を見て話が展開していきます。
その間に笑いあり、恐怖あり、意外な事実ありと色々な話が展開され、それが1巻で綺麗に収束します。
ネタバレが出来ないので、あまり書けませんが、読んでいくうちに、あれってそういう意味だったの?等のことが出てきて読み返したくなること間違いなしです。
何度も振り返るために、電子書籍より紙の本をオススメします。
オススメしたい人はミステリ好きです。
ミステリ好きであれば読むべき作品です。
よくミステリでもう一度全てを知って読み直したい!!と思うのですが、小説だと読むのにそれなりに時間がかかるため、読み直すのに躊躇します。
しかし、この作品は漫画なのでさらっと読み直せるのです。
決してミステリではないです、トリックとかそういうのではない、でも読み直したくなる、そんな傑作だと思いました。
是非とも読んでもらいたい、そんな作品ですッ!!
次は台風の季節です。
第年秒の「5秒童話」を読み終えました。
漫画です。
このblogで漫画を取り上げるのは初めてかもしれませんが、漫画もよく読みます。
週刊少年ジャンプは毎週読んでいます。
週刊少年ジャンプはジャンプ+というアプリで定期購読して読んでいます。
そして、そのジャンプ+でこの著者さんに出会いました。
「群青のマグメル」という作品を今連載しているのですが、これが面白い雰囲気なのです。
まだ連載中のため、本当に面白いかどうかはわかりませんが、
同じ著者で1巻で終わる作品があったため、試しに買ってみました。
当たり、いえ大当たりです。
買ってよかった。
kindle版を買ったのですが、これは人にも勧めたいと思い、紙の本も買ってしまいました。
主人公は物語開始と同時にマンションの屋上から落ちます。
その主人公が落ちている間に色々と物語が展開するのです。
走馬灯とはまた違います。
落ちていく、つまりどんどんフロアが下に行くのですが、そのフロアの住人の様子を見て話が展開していきます。
その間に笑いあり、恐怖あり、意外な事実ありと色々な話が展開され、それが1巻で綺麗に収束します。
ネタバレが出来ないので、あまり書けませんが、読んでいくうちに、あれってそういう意味だったの?等のことが出てきて読み返したくなること間違いなしです。
何度も振り返るために、電子書籍より紙の本をオススメします。
オススメしたい人はミステリ好きです。
ミステリ好きであれば読むべき作品です。
よくミステリでもう一度全てを知って読み直したい!!と思うのですが、小説だと読むのにそれなりに時間がかかるため、読み直すのに躊躇します。
しかし、この作品は漫画なのでさらっと読み直せるのです。
決してミステリではないです、トリックとかそういうのではない、でも読み直したくなる、そんな傑作だと思いました。
是非とも読んでもらいたい、そんな作品ですッ!!
2015年8月22日土曜日
キョウカンカク / 天祢涼
生きています、かなり久々の更新になってしまいました。
天祢涼の「キョウカンカク」を読み終えました。
読み終えたのは随分前の話になるのですが
この本を手に取った理由は図書館でカタカナの本があると思って手に取ったら、ミステリっぽかったからです。
著者さんの他の作品は全然知らないです。
メフィスト作品でもあったので、当たり外れが大きいのであろうと思いながら読み進めました。
主人公はあまり個性のない方です。
探偵役の方の個性もそれほど強いとは感じませんでした。
共感覚という個性です。
共感覚とは一つ感じる時に他の感覚でも感じるというものです。
例えば、この方ですと音が色でも見えるというものです。
正直に申しまして、この個性をどう探偵業に生かすのか全然わかりませんでした。
そして、あまり生かせていないのではないか?と読み終わった時に思った次第です。
ただし、それは探偵としてであり、他の部分では生かせていたのかな??
うーん、読み終わった時には正直、うーんという感想しかもてませんでした。
つまらなくはないと思うのです。
ただ、だから?という感じになってしまいました。
犯人はふーんという感じですし、トリックはそんな無茶な...という感じですし、探偵さんはえー...という感じですし。
確かに色々と伏線を張っているのは感じたのですが、正直あまり驚きも感動もありませんでした。
かるーく読むのに良いのではないかと思います。
続編があるようですので一応読もうと思っています。
天祢涼の「キョウカンカク」を読み終えました。
この本を手に取った理由は図書館でカタカナの本があると思って手に取ったら、ミステリっぽかったからです。
著者さんの他の作品は全然知らないです。
メフィスト作品でもあったので、当たり外れが大きいのであろうと思いながら読み進めました。
主人公はあまり個性のない方です。
探偵役の方の個性もそれほど強いとは感じませんでした。
共感覚という個性です。
共感覚とは一つ感じる時に他の感覚でも感じるというものです。
例えば、この方ですと音が色でも見えるというものです。
正直に申しまして、この個性をどう探偵業に生かすのか全然わかりませんでした。
そして、あまり生かせていないのではないか?と読み終わった時に思った次第です。
ただし、それは探偵としてであり、他の部分では生かせていたのかな??
うーん、読み終わった時には正直、うーんという感想しかもてませんでした。
つまらなくはないと思うのです。
ただ、だから?という感じになってしまいました。
犯人はふーんという感じですし、トリックはそんな無茶な...という感じですし、探偵さんはえー...という感じですし。
確かに色々と伏線を張っているのは感じたのですが、正直あまり驚きも感動もありませんでした。
かるーく読むのに良いのではないかと思います。
続編があるようですので一応読もうと思っています。
2015年5月10日日曜日
なぜなら雨が降ったから / 森川智喜
一ヶ月以上更新できませんでした。
ショックです。
でも、本も読めていなかったので、しょうがないか。
森川智喜の「なぜなら雨が降ったから」を読み終えました。
この本との出会いは著者つながりです。
著者の作品が好きで読みました。
blogに書いたのは一つ屋根の下の探偵たちだけですが、それ以外にも三途川探偵シリーズは全作読んでいます。
独特な文体と、微妙に毒のある作品が特長な作家さんです。
この作品は雨がキーワードです。
雨が降ったことによって、問題を解決していく話ばかりです。
短編連作なのですが、全作とも雨が原因で事件が解決されるので、一本通っていてユニークでした。
また、この作家さんの作品にしては珍しく、あまり毒がないです。
淡々とまったりと話が進んでいきます。
ちょっと意外ではありましたが、こういうの嫌いじゃないです。
むしろ好物です。
主人公、探偵、設定と全てがまったりした感じで、読んでいて疲れないですし、一気に読まないと!という気分にもなりません。
非常に読みやすかったです。
時々出てくる探偵のポエムに意味があるのか、最後までわかりませんでしたが、そこまで
深く考えなくても良いかな?と思いながら読み終えました。
ちなみに謎自体は難しくもなんともないので、意外性はなかったです。
この作家さんの最初の作品としては違うと思いますが、普通に面白い作品でした。
まだまだ、話を続けられる可能性があると思うので、是非とも続編が出て欲しいです。
ショックです。
でも、本も読めていなかったので、しょうがないか。
森川智喜の「なぜなら雨が降ったから」を読み終えました。
この本との出会いは著者つながりです。
著者の作品が好きで読みました。
blogに書いたのは一つ屋根の下の探偵たちだけですが、それ以外にも三途川探偵シリーズは全作読んでいます。
独特な文体と、微妙に毒のある作品が特長な作家さんです。
この作品は雨がキーワードです。
雨が降ったことによって、問題を解決していく話ばかりです。
短編連作なのですが、全作とも雨が原因で事件が解決されるので、一本通っていてユニークでした。
また、この作家さんの作品にしては珍しく、あまり毒がないです。
淡々とまったりと話が進んでいきます。
ちょっと意外ではありましたが、こういうの嫌いじゃないです。
むしろ好物です。
主人公、探偵、設定と全てがまったりした感じで、読んでいて疲れないですし、一気に読まないと!という気分にもなりません。
非常に読みやすかったです。
時々出てくる探偵のポエムに意味があるのか、最後までわかりませんでしたが、そこまで
深く考えなくても良いかな?と思いながら読み終えました。
ちなみに謎自体は難しくもなんともないので、意外性はなかったです。
この作家さんの最初の作品としては違うと思いますが、普通に面白い作品でした。
まだまだ、話を続けられる可能性があると思うので、是非とも続編が出て欲しいです。
2015年3月22日日曜日
河原町ルヴォワール / 円居挽
二週連続で土日があることのしあわせ。
仕事があることのしあわせ。
そんな今日この頃です。
前作でミステリの期待はやめたのですが、読み物としては期待してるのです。
普通に面白いですからね。
本作はいっそうミステリから遠ざかりましたw
SFっぽい要素も出てきましたからね。
前作の最後で論語が予想外の行動に出ましたが、その行動の真相がわかったときは、本当に論語がかっこよかった。
そして、最後の撫子の対応も渋くてカッコよくて。
本当に痺れました。
そんなストーリーの良さもあるのですが、トリックというか、本作のメインのネタもビックリしました。
読むと驚くので、ネタバレなしで読んでほしいです。
そうネタバレが書けないので説明しづらいのです。
ルヴォワールシリーズは驚きが肝なので感想が書きにくい。
で、本作はルヴォワールシリーズの完結編でした。
これは、あとがきを読んで知ったのです。
確かに色々な伏線が回収されていきました。
まさか丸太町の伏線が回収されるとは...
最初から最後まで、読者に驚いてほしい、そんな気持ちが非常にびんびんと伝わって来るシリーズでした。
ロジックもしっかり考えられて書かれているし、キャラクターも個性が強いし、ストーリーは痛快だし、いつまでも読んでいたかった。
非常に面白かったです。
是非順番に全部読んでほしいシリーズです。
2015年3月11日水曜日
今出川ルヴォワール / 円居挽
本を読むペースが落ちると、更新が止まりますね。
休出がまたあったので更新できなかっただけでもありますが。
円居挽の「今出川ルヴォワール」を読み終えました。
私はルヴォワールシリーズは好きです。
まだ三作しか読んでいませんが、好みです。
まず、このシリーズが好きという上で書きたいと思います。
本格ミステリじゃないです。
何を持って本格ミステリというかは人それぞれですし、議論になってしまうので、ここでは私の思う本格ミステリじゃないという意味になります。
密室とかトリックとかアリバイとか、そういうのがあるのを期待しているのです。
積みあげた世界が最後に崩れ去って、そして綺麗に再構築される、そういうのを期待しているのです。
その視点もあったか!という感じの。
で、前作まではギリギリそういう騙された感が楽しめる作品だったのですが、本作は正直ただのジュブナイル小説です。
誤解しないで欲しいのは、別につまらなくはないということです。
確かに面白いのです。
ですが、本作は言うほど驚かないといいますか、大どんでん返しもないですし、ただの友情物語になっていました。
本作は達也の物語です。
最初から最後まで達也の物語でした。
それ以上でもそれ以下でもないです。
ギャンブルの話がメインではありますが、やっぱり達也の物語です。
そして、相変わらず変な人がたくさん出てきますし、論理の説明のない箇所もあります。
あぁ、書いていてわかりました。
この論理の説明のない箇所が気になったから、本格ミステリじゃないと言ったのかもしれません。
私は論理立ててないと気になってしまうからかと思います。
前述した通り、決してつまらなくはないです。
ストーリーとして面白いと思います。
ギャンブルはやらないので共感出来ない箇所もありましたが、読み物としては面白いと思います。
でも、なんか消化不良を感じた、そんな作品でした。
次も読みますけどね
休出がまたあったので更新できなかっただけでもありますが。
円居挽の「今出川ルヴォワール」を読み終えました。
私はルヴォワールシリーズは好きです。
まだ三作しか読んでいませんが、好みです。
まず、このシリーズが好きという上で書きたいと思います。
本格ミステリじゃないです。
何を持って本格ミステリというかは人それぞれですし、議論になってしまうので、ここでは私の思う本格ミステリじゃないという意味になります。
密室とかトリックとかアリバイとか、そういうのがあるのを期待しているのです。
積みあげた世界が最後に崩れ去って、そして綺麗に再構築される、そういうのを期待しているのです。
その視点もあったか!という感じの。
で、前作まではギリギリそういう騙された感が楽しめる作品だったのですが、本作は正直ただのジュブナイル小説です。
誤解しないで欲しいのは、別につまらなくはないということです。
確かに面白いのです。
ですが、本作は言うほど驚かないといいますか、大どんでん返しもないですし、ただの友情物語になっていました。
本作は達也の物語です。
最初から最後まで達也の物語でした。
それ以上でもそれ以下でもないです。
ギャンブルの話がメインではありますが、やっぱり達也の物語です。
そして、相変わらず変な人がたくさん出てきますし、論理の説明のない箇所もあります。
あぁ、書いていてわかりました。
この論理の説明のない箇所が気になったから、本格ミステリじゃないと言ったのかもしれません。
私は論理立ててないと気になってしまうからかと思います。
前述した通り、決してつまらなくはないです。
ストーリーとして面白いと思います。
ギャンブルはやらないので共感出来ない箇所もありましたが、読み物としては面白いと思います。
でも、なんか消化不良を感じた、そんな作品でした。
2015年2月15日日曜日
Kindle for Mac が出ました!
忌引きでまた更新出来なかったです。
何冊か読んだのですがねー。
今回は趣向を変えてKindleの話です。
私は本は好きなのですが基本的に図書館で借ります。
なぜなら1回しか読まないことが多いからです。
後、本って少し高いですしね。
ですが、漫画は図書館で借りられません。
だから買うことが多いのですが場所を取るのです...
確かに紙の本のが読みやすいのですが、漫画って読み切り以外はどんどん増えていきますからね。
そこでKindleを使っております。
電子書籍は読みにくいのはありますが全然場所を取りません。
後、時々セールしていて、紙の本より安いこともあります。
時々勘違いしている人がいるのですが、Kindleは別にAmazonが出しているタブレットでしか読めないわけではないです。
iOS、Androidなどのスマホやタブレットでも読めます。
そして、そのお仲間にMacが追加されました。
最初はiPadで読んでいました。
ですがiPhone6 Plusを買った時に、ブラウザならこれで十分と思い、iPadを処分してしまいました。
確かにiPhone6 PlusでもKindleは読めますが、もう少し画面が大きい方が迫力があってよいなと思っていました。
そこにKindle for Macの登場です。
普段はiPhone6 Plusで、気が向いた時は大きな画面で読むことが出来るようになりました。
嬉しいですねー。
ただ完成度自体はまだ高くない気がします。
全画面表示ができないとか、下のバーがいつも出てるとか。
ですが、概ね満足ですね。
昔買った漫画を読み返してみたりしようと思います!
2015年2月1日日曜日
烏丸ルヴォワール / 円居挽
体調を崩して一ヶ月近く更新出来ないとは...
体調を崩したおかげで、たくさん本は読んでいたのですけどね。
円居挽の「烏丸ルヴォワール」を読み終えました。
前作からの続きになります。
完全に前作からの続きとなるため、前作を読んでいないと前作の重大なネタバレを含むので注意です。
前作はかなりの名作だったため、本作も期待して読みました。
そして、前作の反省を活かすため、騙されないように注意深く読んでいたのに、序盤でいきなり騙されました。
ですが、非常に心地よかったです。
これは本作も期待できる!と思って読み進めました。
その後は正直言うと、なんか面白くない。
いや、言葉が悪かったです。
面白いのですが、悪ノリといいますか、なんと言うかミステリと言うよりも、エンターテインメント作品のように感じてきました。
ジュブナイル?みたいな感じというか。
前作にもありましたが、各自が技とか言い始めてきて、醒めてきたといいますか。
私の期待しているのはミステリであって、こういうノリはなんか違う?と思って読んでいました。
そしたら、最後の最後でいい意味で裏切ってくれましたッ!!
完全に騙されましたよ。
序盤のあの流れに意味があったなんて...
あー、本当に。
もう一度読み直したいという気持ちになりました。
全てを知った上で読み直したい。
本作は本作で完結していますが、大きな話として次に続きます。
小説で次に続く系はあまり好きではないのですが、次も読んでみようかなと思いました。
小説だと漫画とかと違って、気楽に読み返せないですからね。
本作は技とか出てくるし、変な一族でてくるし、本格ミステリっぽくないと思います。
ですが、しっかり読者を裏切ってくれる作品です。
登場人物も相変わらずカッコイイですし、ミステリ好きにもしっかりとオススメできる作品だと思います!
体調を崩したおかげで、たくさん本は読んでいたのですけどね。
円居挽の「烏丸ルヴォワール」を読み終えました。
前作からの続きになります。
完全に前作からの続きとなるため、前作を読んでいないと前作の重大なネタバレを含むので注意です。
前作はかなりの名作だったため、本作も期待して読みました。
そして、前作の反省を活かすため、騙されないように注意深く読んでいたのに、序盤でいきなり騙されました。
ですが、非常に心地よかったです。
これは本作も期待できる!と思って読み進めました。
その後は正直言うと、なんか面白くない。
いや、言葉が悪かったです。
面白いのですが、悪ノリといいますか、なんと言うかミステリと言うよりも、エンターテインメント作品のように感じてきました。
ジュブナイル?みたいな感じというか。
前作にもありましたが、各自が技とか言い始めてきて、醒めてきたといいますか。
私の期待しているのはミステリであって、こういうノリはなんか違う?と思って読んでいました。
そしたら、最後の最後でいい意味で裏切ってくれましたッ!!
完全に騙されましたよ。
序盤のあの流れに意味があったなんて...
あー、本当に。
もう一度読み直したいという気持ちになりました。
全てを知った上で読み直したい。
本作は本作で完結していますが、大きな話として次に続きます。
小説で次に続く系はあまり好きではないのですが、次も読んでみようかなと思いました。
小説だと漫画とかと違って、気楽に読み返せないですからね。
本作は技とか出てくるし、変な一族でてくるし、本格ミステリっぽくないと思います。
ですが、しっかり読者を裏切ってくれる作品です。
登場人物も相変わらずカッコイイですし、ミステリ好きにもしっかりとオススメできる作品だと思います!
2015年1月3日土曜日
海外マラソンRunRun旅 / たかぎなおこ
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
たかぎなおこの「海外マラソンRunRun旅」を読み終えました。
私はたかぎなおこさんの作品をほとんど読んでいます。
特にマラソンシリーズが好きです。
そんなマラソンシリーズの最新作になります。
この本は図書館で借りたのですが、待ち時間が長かったです...
半年以上待ちましたからね。
さっさと買ってしまえば良かったのですが、物を増やさないをモットーに生きているため躊躇しました。
コミックエッセイはすぐに読み終わってしまいますしね。
で、肝心の内容ですが、本作は題名のとおり海外のマラソンがメインになっています。
色々と物珍しくて興味深かったです。
最初に給水所でワインが出てくるマラソンに挑戦するのですが、走りながらアルコール飲むのか...とびっくりしました。
ただ、このマラソンでは著者がちょっと気が抜けていたのか、遊び半分だったのが気になりましたね。
フルマラソンを何度も完走していて、またタイムもそんなに全力で追う方ではないため、完全に飲酒とかコスプレとかイベントの方がメインになっていました。
真面目なイメージで描かれていた著者なので、少し意外でした。
それ以外のマラソンは普通に楽しめました。
一般人の視点が売りの著者なのですが、売れっ子になってきたため、色々と優遇されてきまして、それは一般人には無理だなーと思う箇所もありますが、そこは読み物として読めましたし。
また、今回は給水所とかのボランティア側の活動もしていました。
特に隠れた話とかもなかったですが、ネタ切れですかね?
私はマラソンはしないと思いますが、歩くのは好きですし、この方のマラソンシリーズは普通に楽しめるので良いと思います。
ただ、マラソン1年生とかの初期のが面白いですけどね。
本作はシリーズを読んでる方向けだと思いました。
本年もよろしくお願いします。
たかぎなおこの「海外マラソンRunRun旅」を読み終えました。
私はたかぎなおこさんの作品をほとんど読んでいます。
特にマラソンシリーズが好きです。
そんなマラソンシリーズの最新作になります。
この本は図書館で借りたのですが、待ち時間が長かったです...
半年以上待ちましたからね。
さっさと買ってしまえば良かったのですが、物を増やさないをモットーに生きているため躊躇しました。
コミックエッセイはすぐに読み終わってしまいますしね。
で、肝心の内容ですが、本作は題名のとおり海外のマラソンがメインになっています。
色々と物珍しくて興味深かったです。
最初に給水所でワインが出てくるマラソンに挑戦するのですが、走りながらアルコール飲むのか...とびっくりしました。
ただ、このマラソンでは著者がちょっと気が抜けていたのか、遊び半分だったのが気になりましたね。
フルマラソンを何度も完走していて、またタイムもそんなに全力で追う方ではないため、完全に飲酒とかコスプレとかイベントの方がメインになっていました。
真面目なイメージで描かれていた著者なので、少し意外でした。
それ以外のマラソンは普通に楽しめました。
一般人の視点が売りの著者なのですが、売れっ子になってきたため、色々と優遇されてきまして、それは一般人には無理だなーと思う箇所もありますが、そこは読み物として読めましたし。
また、今回は給水所とかのボランティア側の活動もしていました。
特に隠れた話とかもなかったですが、ネタ切れですかね?
私はマラソンはしないと思いますが、歩くのは好きですし、この方のマラソンシリーズは普通に楽しめるので良いと思います。
ただ、マラソン1年生とかの初期のが面白いですけどね。
本作はシリーズを読んでる方向けだと思いました。
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