2015年12月12日土曜日

六花の勇者 6 / 山形石雄

ちゃぶ台が欲しいです、丸いちゃぶ台です。
四角いテーブルを使っているのですが、丸いちゃぶ台のがほっこりしそうだからです。


山形石雄の「六花の勇者 6」を読み終えました。

前作が名作でしたので、非常に期待していました。
そして期待しすぎたorz

テグネウさんの心情が延々と書かれるのです。
しかも何度も何度も。
もうわかったよ・・・という位、出てきます。
一言で言うと水増しに感じました。

確かに必要な要素だという事は理解しています。
ですが、あまりにしつこい。
著者の気持ちはわかるし、テグネウのキャラ付けもわかります。
でも、しつこい。
ずっと、そう思いながら読んでいました。

そして、最後の展開。
そんなに続きが気になるわけでもないので、ここでやめてしまっても良いかな?と思えるような展開。
続編はなるべく早めに出して欲しいです、あまり間が空くとやめてしまうかもしれません。

あまり期待せずに読むと良いかと思われます。
次巻以降でまた奇跡が起きる事を期待しておきます。





以下、ネタバレ。





テグネウの能力がチート過ぎます。
後出しにもほどがあります。
最初から一体しか操作出来ないって話だったのに、それが複数体操作出来るだなんて。
ちょっと酷いと感じました。

フレミーが助かった理由も謎です。
ここはきっと次巻以降で解説が入るんだと信じています。
母の奇跡だけだと、なんでもありになってしまうため、やめて欲しいですね。
しっかりと助かった根拠を示して、母親との再会のときに説明があると良いですね。

一番きつかったのが、最後のアドレットの心情の変化。
そりゃ、何度も強くなったきっかけは愛ってのは書かれていました。
洗脳が解けたらフレミーを好きではなくなるのも納得がいきます。
ただ、そこから復讐の戦士に逆戻りなのが唐突過ぎます。
最終的にはフレミーと結ばれるのでしょうが、正直この展開は・・・。
途中で心が折れるシーンも必要なのはわかりますが、それすらも利用してやるって考えれば良かったのに。

全体的に納得がいかなかったです。
テグネウの心情描写による水増しがなく、切れ味よく進んでいたら印象も違ったのかもしれないのが悔しいです。

2015年12月5日土曜日

クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本 / 鷹野凌

寒い、でもキリッとした寒さで心地良いです。
冬が大好きなんです(*‘ω‘ *)


鷹野凌の「クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本」を読み終えました。
タイトル長い・・・

会話形式の本になります。
著作権の事が説明されています。
会話形式のため、非常にすらすらと読めるのですが、すらすらと読めるがために、結局頭に入っていませんでした。
これは私が悪いですね。

後、これも私が悪いのですが、会話形式の途中で法律の引用があるんです。
これが必要な事は重々理解しているのですが、法律の文章というのは厳密さを求めるあまり難しい。
そして、読みにくい。
つまり、法律の引用部分は読み飛ばしてしまう。
だから、頭に残っていないのかもしれません。

ですので、しっかりと読めば頭に入ると思います。

ただし注意点があります。
著作権の歴史は長いのですが、適用範囲は日々進化しています。
コピーが容易ではなかったときと、簡単に編集・コピーが出来てしまう現代では、そのまま使えない箇所もあるんでしょう。
早い話が、白黒はっきりしていない箇所が結構あるのです。
これは今後事件が起きて判例が出て初めて白黒はっきりするのでしょう。
良くも悪くも、これから面白い世界になりそうです。
そういうあやふやな箇所があるという事が知れたのは面白かったです。

本として面白いかというと、教科書みたいなものですので微妙ですが、軽く知りたいというにはいいのではないかと思いました。

2015年11月29日日曜日

RPGスクール / 早坂吝

今月は休出がありませんでしたし、残業時間も少なかったです。
これが谷間の期間というものでしょうか。
非常に嬉しいです(*‘ω‘ *)


早坂吝の「RPGスクール」を読み終えました。

ちょっぴり特殊なミステリでした。
何が特殊かというと超能力があるという事が前提の世界観なのです。
そして、超能力があるという事が前提でミステリをしております。

タイトルにある通りRPGというのも納得で学校を舞台に冒険をしてアイテム集めですからね。
犯人である魔王を探しながら。
変なミステリですw

文体はラノベっぽい軽い感じで非常に読みやすいです。
キャラも普通にいそうな高校生です。
ただ、最後まで読んだときに高校生?と疑問符を持ちました。
私は動機に共感できませんでしたが、きっと高校生はそういうものなのでしょう。
中学生なら納得がいくんですけどねぇ。

途中まで小ネタを挟みつつ、適度な緊張感を持ちつつ、先の展開が気になります。
どんどんページが進むと思います。
で、魔王の犯行動機を知ったときに??と疑問に思います。
せっかく良い世界観なのに、終わりがダメだと楽しめない。終わり良ければすべて良しですよ。逆に言うと終わりダメだとすべてダメに見えてしまうよ。
と心配になりながら読んでいました。

ですが、すべてが終わったときに、しっかりとピースがはまりました。
気持ちよかったです。
あぁ、全部そういう意味だったのね、と。

面白かったと思いますので、ちょっと嫌な予感がしても、是非最後まで読み終えてもらいたいと思います。
最後はきっと納得する展開だと思います。
オススメです。

2015年11月15日日曜日

リーダーのための ファシリテーションスキル / 谷益美

結局、古い家具は買い取ってもらえないため、粗大ごみとして出すことになりました。
断捨離は大好きなのですが、少しもったいない気持ちになります。
フリマに持って行くにも車を持っていないのですよねぇ。


谷益美の「リーダーのための ファシリテーションスキル」を読み終えました。

なんで、この本を手に取ったか?
Amazonの広告メールで題名が気になったからです。
ファシリテーションスキルってなんだろう?そう思って読んでみようと思いました。

ファシリテーションスキルは日本語にすると司会進行役の技術でした。
うまく会議を進めたり、まとめたりとかのスキルを、リーディングの際に有効活用したりとか、そんな事が書いてありまして、私の会社でも同じような事をやった事あるなぁ・・・と思いながら読んでいました。

内容についてはあまり触れませんが、読んでいてあまり頭に入ってきませんでした。
これは私の興味を引く内容ではなかったためかと思います。
なんとなくですが、目新しいと感じないというわけではないのですが、やるのが面倒だなぁと感じたからかもしれません。
後、まとめるのが重要なファシリテーションスキルの割には、本書は綺麗にまとまっていないのではないか?だから頭に入ってこないのかな?と思ったのかもしれません。
私にとっては熱が入りませんでしたが、これは私の環境の問題かと思います。

ただ、一点記憶にしっかり残って興味深かった点もありました。

自己紹介の仕方です。
自己紹介するときに具体的な内容にするってのは参考になりそうです。
例えば私は読書とゲームが趣味なのですが、そのように大きな区切りではなく、具体的に説明すると伝わりやすいというのです。
読書であれば、円居晩や米澤穂信などのミステリ系が好き、とジャンルや著者まで説明すると、その後に相手も反応に困らないんだそうな。
これは確かに、と感じました。

基本的にネットで検索しても知識は入手出来るため、無理に買う必要はないと思いましたが、軽く読みたいなと思う人は読んでみてもいいかと思います。

2015年11月7日土曜日

クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ / 円居挽

もう使わない家電とか家具をリサイクルショップに査定に出したのです。
無視されました(´・ω・`)
買い取れないなら買い取れないと一言連絡をくれればいいのに・・・。

円居挽の「クローバー・リーフをもう一杯 今宵、謎解きバー「三号館」へ」を読み終えました。

ルヴォワールシリーズの円居挽の短編です。
ルヴォワールのキャラも出てきますし、舞台は相変わらず京都です。
でも雰囲気は全然違いますね。

この本を読んでいる間、ずっとお酒がカクテルが飲みたくてしょうがなかったです。
私自体はお酒は飲まないのですが、読んでると飲みたくなるのです。

短編のそれぞれでお酒が出てきます。
それっぽい理由でカクテルが出てきて、それを飲むんですが、それが美味しそうで。
勿論カクテルを飲んでるだけの話ではなく、カクテルを飲むと推理が捗るんです。

そう推理があるんです。
殺人事件とかそういう重いのは出てこない日常系の謎ばかりです。
ちょっと不思議な謎ばかり。

ちょっと不思議な事件が起きてカクテル飲んで解決。
そんな本です。
ただ特徴的なのがカクテルを飲む場所が特殊なんです。
大学内にある秘密のバー「三号館」なんです。
行けるかどうかは運次第?の特徴的なバーになります。

そして、ここのバーテンダーさんがいいんです。
かっこよくて、ルヴォワールシリーズに出てても違和感がない位かっこいいんです。
この作家さんはかっこいい女性を書くのが上手いですねぇ。
最後の話とか最高に痛快でした。

個人的には主人公の甘酸っぱい青春的な大学生活も興味深く読めて、ミステリ以外に青春物としても読めると思いました。

ミステリとしても面白く、キャラも特徴的で気持ちがよく、青春物としても面白い。
色々な意味でオススメです!

2015年10月25日日曜日

子どもがいてもできるシンプルな暮らし / 梶ヶ谷陽子

今日はもう冬ですねぇ。
マフラーしてないと風が強くて耳が痛くなります。
冬は好きなので嬉しいです(*‘ω‘ *)


梶ヶ谷陽子の「子どもがいてもできるシンプルな暮らし」を読み終えました。

子どもっていると手がかかると思うんです。
そんな子どもがいてもすっきりした生活ができるって事は、子どもがいなかったらもっと良い感じになるのかな?という思いで読んでみました。

はっきり言って内容がないです、この本。
無印良品の宣伝本かな?って位に無印良品の製品が出てきます。
それを普通に使ってる事を書いているだけで、斬新な使い方をしているわけでもなく、普通に使っているだけです。
私も無印良品の製品は好きですし、揃えるとうまく整理出来るので良いと思うのですが、この本は本当に使ってるだけです。

しかも大量に。

この本で出てくる引き出しの中とか、なにかの執念を感じる程の無印良品があります。
整理する前に物を整頓すればいいのに・・・と思ってしまいました。
確かに、同じシリーズで揃えて整理すると気持ちいいんですけどねぇ。

さらに自分のアピールとして全部にラベルをつけてる、それにはテプラが便利って書いてあって、暇人か!!と思わず突っ込んでしまいました。
あれだけ大量のものにラベルって。
ただ日本語と英語の両方書くってのには、クスッとしたので良いと思いました。

収納のために、収納の道具が増えて、結果として使いにくくなっていると感じました。
さらに道具を買うため、経済的に裕福な方にしか実践出来ないです。
一式揃えるだけでいくらかかるんでしょうね。
さらに物を増やす時は本当に愛着の持てる物を買うと良いって書いてあったのは、自虐なのかなぁ?と思った次第です。

正直、読む必要のない本と感じました。
お金も時間もある人が趣味でやるにも無駄と感じました。

2015年10月17日土曜日

闇ツキチルドレン / 天祢涼

3連休でしたね。
休出もなかったのに、この3連休は気付いたら終わっていました。
びっくりです。


天祢涼の「闇ツキチルドレン」を読み終えました。

前作の後の話です。
相変わらず共感覚という個性を活かした探偵ではないと感じました。
ただ、前作より面白かったかも。

トリックというものは特になく、犯人の意外性もなかったです。
面白かったかも、と感じたのは、終わり方が良かったからか。
後、物語中のあるのだか、ないのだか、よく分からない緊迫感も好きでした。
キャラの掛け合いも良かったからかもしれません。
犯人の個性も良かったのかもしれません。

ですが、真犯人や動機に関しては驚きはなかったです。

むしろ、その前の展開に驚きを感じました。
正直に書きますと、その謎はわかりっこない。
アンフェアとは言いませんが、分からないと思いました。
ミステリとして、どうなの?と思った気がします。
でも、純粋に嘘だー、そんなバカなーって感じで、驚かせてもらったため面白いと感じたのかもしれません。
また、無理に全部を解明せず、読者の考えに委ねる最後も良かったのかもしれません。

後、ある1ページは純粋に狂気を感じられて、私は良かったと感じました。

というわけで、前作ではダメかも・・・と思ったのに、最後まで楽しめたのですから、これは喜ばしいことだと思いました。
続編が出たら読んでみようと思います。
出そうな気がしませんが・・・。